学校事務職員の仕事の差はどこから生み出されるのか?

 学校事務職員の学校財務に関する仕事の質を生み出しているのは何でしょうか?財政システムや規則等の知識を有しているかどうかが決定的な要因でしょうか。むしろ具体的な各学校の教育活動の流れの中で、教育活動に積極的にかかわり、全体の状況を見極め、適切な判断を行いながら対人関係や全体を調整できる能力のほうが重要です。全体を見る目、学校が何を求めているのかを理解しようとする努力、関係者間を結び協力関係を作り出す力量が問われてきます。
 ただ作業的に仕事をしている事務職員と学校経営目標や教育活動に関心をもって学校全体を見ながら意欲的に取り組んでいる事務職員では、おのずと大きな差が出てくるのです。後者を問題意識を持って仕事をしている事務職員と言い換えることもできます。

 「問題意識を持つ」ということとはどういうことでしょうか。
→自分のテーマをもって仕事や生活をしているということができます。
(具体的な例は)
・労働生産性の向上を常に意識しているか
・仕事のカイゼンを常に考えているか
・ICTの効率的な活かし方を考えているか
・組織の効率的な動かし方を意識しているか
・健康な生活のやり方や睡眠の良い取り方などを意識し、カイゼンを考えているか
・組織マネジメントとこれを支えるセルフマネジメントを意識した行動をとっているか
などです。
このようなことを問題として捉えた生活と業務執行をしているかです。この積み重ねが、学校事務職員の仕事の質の差を生み出しているのです。
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今年もコミュニティ・スクールの花が咲きました

 コミュニティ・スクールのお花飾り隊で丹精こめて育てている花が咲きました。去年の秋に植えて一冬を越しました。春になり、このように咲きました。地域の方々有志で集まってこられるお花飾り隊のお陰です。花が咲き乱れるのを見るのは楽しいものです。これらの花壇は、コミュニティ・スクール応援団の象徴のようなものです。
140408花壇
140408校門花壇

共同実施は共同事務作業ではない

 共同実施を提出書類の相互審査(互審会)で満足してはいけません。これでは、学校事務の集合体、単に集まっただけとしてしか受け取られかねません。それでは、共同実施に「責任と権限」が付与かれることはありません。「責任と権限」のない共同実施は、共同事務作業で終わることになります。提出書類の間違いは少なくなるかもしれませんが、そのように矮小化された共同実施では、学校事務の発展は望めません。初期の頃に共同実施は、事務研修会や互審会とどう違うのかという質問が多く寄せられましたが、これは共同実施の趣旨を理解していないことによるものです。共同実施は、学校事務の長年の懸案であった「責任と権限」と「キャリア形成」を伴って組織化された行政組織なのです。
 学校運営支援室長に共同実施の「責任と権限」を集中し、支援室内でその権限等を職階により分任することが、組織化された共同実施のあり方なのです。言うまでもありませんが、このように責任のある学校運営支援室長や当日の主催者が輪番制などということは、ありえません。事務研修会の役員がこのようにして選ばれるところがあるかもしれませんが、学校運営支援室長は任命権者による任命です。この行政組織論を理解したうえで共同実施を組み立てないと学校事務の近代化はありません。
 佐賀市では、市費予算の執行管理・進捗管理業務のために支援室長(事務長)PCですべての学校の予算を見ることができるようになっています。佐賀県では、旅費予算等執行管理業務のため統括事務長・支援室長(事務長)に「県費の旅費事務システム使用権限付与」がなされました。これで佐賀県内及び支援室内の適切な旅費調整業務ができるようになります。このようなことが、共同実施(統括事務長・事務長が代表者である)に付与された「責任と権限」なのです。
260315お花飾りコーナー