第34回佐賀県公立小中学校事務研究大会を開催しました。

 5月30日佐賀市のアバンセホールにて第34回佐賀県公立小中学校事務研究大会を開催しました。
来賓の出席は、佐賀県教育委員会 副教育長 中島 秀明様
          ・ 佐賀県市町教育長連合会 会長 中川 正博様
          佐賀県小中学校校長会 会長 手塚 秀司様
        ・  佐賀県小中学校校長会 副会長 橋本 圭一郎様(顧問)
にお越しいただきました。

 開会行事のあと
Ⅰ 佐賀県教育委員会 副教育長 中島 秀明様の講演
 「これからの学校事務について ~新しい制度の中で~ 」
 学校事務の全県施行の後、ここまで来るのに7年かかった。やっとここまで来たという感じである。形を作るのは教育委員会であるが、学校事務と共同実施の中身を作るのは、あなた方、事務職員である。
 義務制の学校事務は、予算の関係で複数化が進まなかった。仕事をすればするほど忙しくなるが、忙しくなればそれに伴って人間が増える。この論理を理解して欲しい。
 学校事務職員として未完成の人格である児童・生徒に何ができるのかを考えて欲しい。だから学校職員として、身なりや言動にも注意を払って欲しい。最後に、固まった思考ではダメである。発想の転換、柔軟な発想で仕事を進めてもらいたい。・・・との講演を頂きました。

Ⅱ 前佐事研会長 記念講演 鮎川 慶一様
 「36年間を振り返る  後輩の皆様へ 期待と経緯をこめて」
 新しい体験は、誰もが怖い。年齢を重ねるとその傾向は、もっと強くなる。若いうちにたくさんの経験知を持つことである。未体験のものに積極的に立ち向かう姿勢がj必要である。昔は、事務職員は自分の学校のことだけを考えればよかった。学校事務は、一人で生きてきた時代が長かったからである。佐事研等の組織や共同実施などと組織運営を考える時代が来ている。学校事務の新しい時代である。・・・との講演を頂きました。

Ⅲ 「学校事務白熱教室」
 文部科学省 国立教育政策研究所 初等中等教育研究部 総括研究官 藤原 文雄様
 佐賀県公立小中学校事務研究会 会長 古川 治
 今回は、講演を受けるだけのスタイルではなく、白熱教室と名をうってステージと会場参加者の交流で議論を展開していく方法をとりました。冒険でしたが、何かが生み出されることを期待して初の試みを行いました。
 「問題解決能力を上げる道具が共同実施である。学校教育目標の実現に役立つ職員として学校事務の展望を見出せる。事務職員の存在価値は、校長(教職員)から何を相談されるかである。佐賀県は、他県と比べると教員との関係性が、対等の県であるという実感を持った。今後は、もっと『共同実施効果の可視化』を行っていくべきである」と言う藤原先生からの指摘を受けました。このような藤原先生の発言もステージと会場参加者の意見交換の中から出てきました。2時間でしたが、濃厚な時が流れました。
 最後に、藤原先生からは「佐賀県300個のエンジンで学校事務と共同実施を行っているという事務職員組織を見せて欲しい。毎日、工夫をしながら仕事をする、こだわる仕事をして、人に、社会に、教育活動に役立つ視点で『頑張ってください』」との激励を受けました。

H26佐事研大会開会行事