「学ぶセンス」と研修の目的を考える。

 本年度は、統括事務長として学校事務職員の研修に力を入れています。これほど、事務職員の研修を体系的に行ったことは、かつてありませんでした。そこで、気になっていることを以下、簡単に書きます。

 特別に人を選んで研修・指導をみっちり行なっても学ぶセンスのない人は学びません。教え方の問題というより、資質向上は、学ぶ側の問題が大きいようです。指導する側から言うと「相手次第」なのです。この学ぶセンスは、社会人になってからの課題であり、学歴などとも全く関係がありません。
  同じように研修しても大きく伸びる人と全く何も変わらない人がいます。社会人として伸びる人は、良い仕事をしており、事務長にも適任です。皆が同質の仕事をして、同じ研修をすれば同じレベルに達する等ということは、単なる机上の空論、幻想です。ここで、「責任と権限」の差をつけるのは、当たり前のことなのです。

 次に、「共同実施を推進するために研修制度を構築する視点」で考えてみます。
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 共同実施組織を支えるのは人です。この人を作るのが研修です。研修は、このための手段であって、研修そのものが目的化してはいけません。研修が目的化すると研修は行なったが、現実の学校事務は良くなっていないということになりかねません。「体験あって学びなし」の研修となってはいけません。だから、研修にはその後の評価が伴わなければなりません。研修を通じて得られる「新しい自分の発見」など、向上心につながる“変化”の実感が必要なのです。
261103バルーン大会
(写真は、本文とは関係がありません。・・・佐賀バルーン大会より)