大畠菜穂子先生の新しい著作を紹介する。

 北海学園大学におられる大畠菜穂子先生の新しい著作「戦後日本の教育委員会―指揮監督権はどこにあったのか」を紹介します。
 戦後日本の教育委員会制度は、「責任と権限」が不明確な制度であるといわれています。この合議制機関の「責任と権限」の所在を解き明かそうとした意欲作です。
 従来、教育関係機関の組織運営においては、「責任と権限」を明確にしていない状況が多々見られます。「責任と権限」は一体的な関係にありますが、責任を問われる範囲は、裁量権(judgment)を持つ「権限」の範囲内です。本書は、教育問題の責任に対して、権限を機軸にしてアプローチを試みています。著者に視点の鋭さは、素晴らしいものがあります。
 皆様も手にとっていただきますことを願って、紹介しました。
大畠菜穂子先生の著作